今年も年末調整の季節がやって来ました。
毎年、従業員さんから「扶養控除申告書」や「保険料控除申告書」を集めるのは、大変な作業です。
でも、従業員さんの所得税、住民税などを正しく計算するためには、大切な作業ですので、必要な書類の収集と、内容の確認を行って下さい。
不足書類で多いのは、前職の給料の源泉徴収表です。
年の途中で転職した場合は、前にお勤めになっていた会社が発行した源泉徴収表が必要です。まだ、もらっていない従業員さんがいる時は、年末調整をするために必要なので、前の会社へ請求するよう促して下さい。
また、配偶者控除、又は配偶者特別控除をする場合は、配偶者の所得の確認をする必要があります。もし、所得の金額が間違っていた場合は、税務署から訂正を求められることもありますので、よく確認するようご注意下さい。
お子さんがアルバイトをして103万円を超える給与を得た場合も、扶養控除の対象から外れます。アルバイトを頑張っているお子さんがいらっしゃる方は、こちらもよく確認して下さい。